EHOMEWEIは初めて見るメーカーでしたが、モバイルモニターに力を入れているとネットで評判だったため意を決して購入。
1か月使用してみた結果、その品質と機能に大満足で、ぜひおすすめしたいモバイルモニターです。
この記事では、その魅力を余すところなくご紹介します!
デスク環境のご紹介
このモニターの大きな魅力は、以下の3点です。
- ミニマルなデザインとUSB-Cケーブル1本で省スペースに設置可能
- タッチパネル搭載で直感的な操作が可能
- 高いリフレッシュレートと美しい画質
コンパクトながらもデスク作業の生産性を大幅に向上させてくれます。
ご参考までにご紹介します。私の「SP-160TW」を使ったデスク環境はこちらです。
画像の通り、「コンパクトかつ生産性を高められるデスク環境構築」に貢献してくれます。
モバイルモニター「SP-160TW」の製品仕様
「SP-160TW」のSPECはこちらです。
項目 | EHOMEWEI製 16インチ モバイルモニターSP-160TW (2.5K タッチパネル対応) |
---|---|
画面サイズ | 16インチ |
解像度(フルHDや4K) | WQHD/WQXGA(切り替え可) |
パネルの種類 | IPS |
タッチ対応の有無 | 対応あり |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms |
ポートの種類 | USB-C×2、HDMI micro×1 |
電源供給方法 | USB-C給電 |
重量 | 850g |
実際に使ってみた感想
「SP-160TW (2.5K タッチパネル対応)」を実際に使用した感想を踏まえ、機能、利便性、作業効率の向上など、購入の決め手となるポイントをお伝えします。
総合評価 | ★★★★★(5/5点) |
外観/端子/物理ボタン | ★★★★★(5/5点) |
付属品 | ★★★★☆(4/5点) |
サイズ/解像度 | ★★★★★(5/5点) |
画質(発色/明るさ等) | ★★★★★(5/5点) |
タッチパネル | ★★★★★(5/5点) |
調整機能 | ★★★★★(5/5点) |
持ち運びやすさと利便性 | ★★★★☆(4/5点) |
価格 | ★★★★★(5/5点) |
その他(唯一の欠点) | ★★☆☆☆(2/5点) |
外観/デザイン
筐体が薄くてベゼルも細く、とてもスタイリッシュなデザインです。
どんなデスク環境にもマッチすること間違いなしです。
端子と物理ボタン
必要なポートはすべてそろっています。
付属のケーブルが付いているため、別途ケーブルを購入する必要はありません。
- micro USB type-B × 1ポート
- USB type-C × 2ポート
- mini HDMI × 1ポート
ボタンの押しやすさもとても良いです。しっかりとした作りだと思います。
- 電源/メニューボタン
- 進む/戻るボタン
- イヤホンジャック
物理ボタンは「電源/メニューボタン」と「進む/戻るボタン」の2つのみとシンプルで、操作を直感的に行えます。
特に、タッチパネル操作が快適で、タッチ操作だけでほとんどの操作が完結するため、物理ボタンに頼る必要がありません。
この快適さは、実際に使ってみて初めて実感できる大きなメリットです。
付属品
付属品は以下の通りです。充実しており、どれも質感が良いです。
なんと、モニターの収納ケースまで付属しています。
- マグネットカバースタンド
- モニター収納ケース
- 画面保護フィルム
- 電源アダプタ
- USB type-C to type-C ケーブル(データ通信用) × 1本
- USB type-C to type-C ケーブル(電源用) × 1本
- USB type-A to type-C ケーブル × 1本
- HDMI to mini HDMI ケーブル × 1本
付属品のモニターケースとマグネットカバースタンドが特におしゃれで質感も良いです。モニターケースは普通にノートPCケースとしても使えます。
耐久性
耐久性については、薄い構造のため持ち運びに耐えられるかが不安です。
ただし、付属品のマグネットカバーとモニター収納ケースでしっかりと保護できるため、過度な心配は無用です。
画面サイズ
外出先への持ち運びや軽さを優先する場合は10~13インチがベターだと思いますが、自宅やオフィス内での持ち運びする場合や、携帯性と大画面を両立したい場合は、16インチ前後がおすすめです。
特に16インチのサイズ感は、作業スペースをしっかり確保できるため、画面を分割して使う際にも十分な広さです。
これにより、ウィンドウを切り替える手間が減り、作業効率が飛躍的に向上します。
モバイルモニターの中では少し大きめの16インチですが、スリムでコンパクトなため、持ち運びや設置スペースには困りません。
どうせデュアルにするなら、16インチくらい広い画面にするのがおすすめです。
16インチならモニタ内で画面を分割しても十分なスペースを確保できます。
Windowやタブを切り替えする手間も削減され、作業の効率がアップします。
解像度
モバイルモニター選びにおいて重要な要素は、解像度の選択です。
このモニターのWQHD/WQCGA(2.5K)は、16インチのサイズにピッタリ。
4Kだと文字が小さすぎますし、FHD(2K)だと解像度が粗く感じます。
16インチかつ2.5Kの解像度が作業のストレスを最小限にし、画面の大きさと視認性を両立しています。
「SP-160TW」は、アスペクト比を16:10と16:9を切り替えすることができます。
ノートPCのモニタは少し縦長の16:10が今の流行りですが、Nintendo Switch等のゲーム機は16:9のみに対応しているため、両方に対応しているのもメリットです。
昨今のノートPCは2.5Kが主流ですが、それと異なる解像度のサブモニターを使用すると、画面間の解像度の差が生じて非常に見づらく、目が疲れてしまいます。
加えて、作業Windowを別のモニターへ移動する際には、拡大率の変化が生じて動作がワンテンポ遅くなります。
そのため、メインのモニターと解像度を合わせることがおすすめです。
上記の理由で、2.5Kが最もストレスのないデュアルモニター環境だと言えます。
名称 | 解像度 | アスペクト比 |
---|---|---|
FHD(2K) | 1920×1080 | 16:9 |
WQHD(2.5K) | 2540×1440 | 16:9 |
WQXGA(2.5K) | 2540×1600 | 16:10 |
UHD(4K) | 3840×2160 | 16:9 |
画質(発色/明るさ等)
主観的な評価になりますが、発色が良くきれいに感じます。
明るさもとても明るくて見やすいです。
あくまで主観ですが、画質はSurface Pro9と比較しても全く見劣りしません。
他のブロガーさんの中には、EHOMEWEI製のモニターの発色の性能を詳しく分析されている方がいましたが、MacBookと遜色ないレベルとのことでした。
加えて、リフレッシュレートは144Hzと非常に高く、画面がヌルヌルと動きます。
iPhone16 Proの120Hzよりも1割増しです!こちらも快適さに大きくつながる点です。
画質全般(色彩や明るさ)において非常にクオリティが高く、大変満足しています。
タッチパネル
このモニターの最大の魅力は、タッチパネル操作による快適さです。
10本の指で同時に反応するため、マウスカーソルを探す手間もなく、直感的に操作が可能です。
メインモニターがタッチ対応でない場合でも、SP-160TWを使えば快適に操作できます。
Webブラウジングや簡単な操作であれば、タッチ操作がスムーズに行え、非常に快適です。
タッチ操作で直感的に操作できるので、マウスの移動が不要で、作業のスピード感が段違いです。
以前、タッチ機能がついたメインPCと、タッチ機能がついていないサブモニタでデュアルモニター環境を構築していましたが、マウスとタッチの切り替えの手間が発生してしまい、今ひとつタッチ操作のありがたみを感じることがありませんでした。
しかし、タッチ機能がついたSP-160TWを使用したところ、マウスカーソルを移動せず指でさっともう一方の画面の操作ができるため、それがとてつもなく快適に感じました。
マウスカーソルを見失ってもタッチで操作ができますし、画面間の大きなマウス移動も一瞬です。
両方の画面でタッチ操作ができることが、こんなにも操作の快適性に直結するとは、このモニターを使用する前は思ってもみませんでした。
タッチの感度とレスポンスについては、webブラウジングのような簡単な操作を行う分には非常によいですが、お絵描きのような精細な操作や、ゲームなどの素早い操作には全く向きません。
以下が実際にペイントツールで画面を指で素早くなぞった際のスクリーンショットですが、SP-160TWでは指の速さに着いてこれずカクカクとした線になりました。通常に使用する分には全く気にならないので、精細さや速さを求めない場合には気にする必要はないと思います。
持ち運びやすさと利便性
持ち運びやすさと設置の柔軟性
16インチと聞くと大きすぎると感じるかもしれませんが、16インチながら本体重量は850gと軽量で、実際にはスリムでコンパクトです。
付属のマグネットスタンドも省スペース設計です。
こちらの画像のように、スタンド部分は奥行きが狭くてモニター本体以上の幅を取らないため、省スペースで設置できます。
モニターのすぐ手前にマウスやキーボードも置けることとても嬉しい点です。
スタンドを立てた状態で奥行きと手前のスペースが空くので、壁際にくっつけたり、モニターのすぐ手前にマウスやキーボードも置けたりできます。
出先でも簡単にセットアップでき、カフェやテレワークスペースでも省スペースで活用できます。
デスクの限られたスペースを有効活用したい方にもぴったりです。
USB-Cケーブル1本で簡単に接続可能
USB-CやHDMIポートなど、多様な接続方法をサポートしています。
USB-Cの場合、ケーブル1本で電源供給と画面表示が同時にでき、非常に手軽に利用できます。
特別な設定も不要で、ケーブルを接続するだけで誰でもすぐに使える点もポイントです。
出先でも会社や自宅(メインのデスク)と同じようにデュアルモニターで作業ができるため、作業の快適性と生産性のアップに直結します。
価格が安い
2024年10月現在、32,980円(税込み)で販売されています。
この価格でこの品質と機能が手に入るのは、驚きです!
これだけの機能を備えていながら、コストパフォーマンスが非常に高いモニターです。
サブモニターに予算をかけたくないけど、デザイン性や性能は妥協したくないという方には大変魅力的ですね。
唯一の欠点
唯一の欠点は、付属のモニター保護フィルムが非常に貼りづらかったことです。
気泡が大量に入ってしまいせっかくのかっこいいデザインが台無しになってしまいました。
何度か貼り直して少しマシにはなりましたが、完全には消せませんでした。
同じサイズのをネットで探しましたが見つからなかったので、諦めてそのまま使っています。
メーカーHPの「よくある質問[1]」にも気泡のことが記載されているため、付属の保護フィルムは気泡が入りやすいものだと思われます。
気になる方は代替品を購入することをお勧めします。
総合的には満足しているので、お勧めなことには変わりありません。
逆に、価格に対して欠点がこの1点だけなため、そのことを強調すべきかもしれません。
※[1]よくある質問 (ehomewei.jp)より
まとめ ー モバイルモニター「SP-160TW」で生産性をアップしよう
EHOMEWEI製 16インチ モバイルモニター「SP-160TW」は、携帯性、性能、そして価格のバランスが非常に優れたモニターです。
デュアルモニター環境を手軽に構築でき、作業の効率化を図りたい方には最適な選択肢の一つであり、モバイルモニターの購入を検討されている方には、ぜひ強くおすすめしたいアイテムです。
ぜひ、この機会に生産性をアップさせるツールとして、「SP-160TW」を手に取ってみてください!
ご参考までにご紹介します。本記事内で登場した、「SP-160TW」の周辺機器はこちらです。
ミニマルかつスタイリッシュなデスク環境の構築に一役買ってくれています。
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